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秋ごろから鼻の中が切れる。
鼻の中が、現在、切れまくっている私、ブログ管理者の紅しょうがです👃
皆さまも秋の花粉の飛散や乾燥が始まった頃、鼻が中が切れた経験はありませんか?
切れると結構痛いですし、鼻の中を触れば触るほど裂けた傷がピキッと開いて、傷がなかなか治らないものですよね。この鼻の中が切れてしまう症状をドライノーズと言うそうです。
今回は、ドライノーズで鼻の中が切れてしまう原因と、私が試した改善方法、実際に良くなった例を紹介したいと思います。
鼻の中が切れてしまう原因とは?
鼻の中が切れてしまう原因で多いのは乾燥です。秋になり、だんだん空気が乾燥してくると鼻の粘膜は乾いてしまい切れやすくなってしまいます。
乾いてしまった鼻の粘膜はひび割れ、亀裂が入り、痛みがでます。また瘡蓋(かさぶた)が気になり、鼻をホジホジすると血が出たりすることがあります。
秋から冬にかけては、夏場の湿度の高さから急に空気が乾いてくるので、鼻の粘膜が対応できないというのも原因の一つです。
繰り返す鼻の粘膜の切れ
鼻の粘膜が一度、切れてしまうと、なかなか治りにくいですよね、ほとんどの方が何回も切れてしまう状態になっているとおもいます。
その理由としては
- 粘膜が常にカラカラ状態。
- 鼻をホジホジして瘡蓋(かさぶた)を剥がしてしまう。
というが考えられます。実際に私の場合もそうでした。鼻の中を鏡を使って覗くと見るも無残な状態・・・
鼻の中の粘膜は、他のケガと同じく切れてしまうと瘡蓋(かさぶた)ができます。このカサブタの剥がれた一部分が鼻の中をコショコショして反射的に鼻をホジホジしてしまう。結果的に自分で剥がしてしまいます。
その繰り返しで傷が完全に塞がる前に、裂け目がでて、痛い思いを繰り返してしまうという悪循環が起こります。
では鼻の粘膜の乾燥を防ぐには?
まず鼻の中の乾燥を防ぐことが大切になってきますの、その対策をやってみましょう。鼻の乾燥を防ぐには、まずは部屋では加湿とマスクをつけるといいです。
しかし四六時中、加湿の状態をキープするのは難しいですし、マスクもつけると顔がマケたり、眼鏡が曇ったりと、意外にも苦労する部分があることも・・・
このような背景から他にも、いろいろな方法を試してみたんです。
- 綿棒を使ってワセリンを塗る
⇒一日何回も塗るのが結構めんどくさい、綿棒で塗るのが意外にも勇気がいる(痛い) - 生理食塩水の入ったスプレーで噴霧
⇒方法としては斬新だったが、鼻全体に勢いよく水が付く、しかも命中率が悪い・・ - 生理食塩水で鼻うがい
⇒水を鼻に入れて口から出すのが痛くないけど痛そう
個人的なワガママかもしれませんが、これらの方法で鼻を潤そうと試したところ、結構手間もかかり、継続率が悪いと感じたのです。そこで閃いたのが吸入器を使って鼻を潤す湿潤療法でした。
キズうるおす湿潤療法とは?
湿潤療法とは、うるおい療法とも呼ばれていてキズを潤すことで最大限に自然治癒力を活かす方法と言われています。この湿潤療法は私自身が詳しく説明することが難しく、こちらのページを引用させていただきました。
元々、人を含めた動物には、けがや病気をしたときには自ら治そうとする力「自己治癒能力」が働きます。したがって、小さな擦り傷や切り傷ならなめておけば治ります。野生の動物は、ケガをしたら傷をなめて治します。
傷を直すためには、何よりも「傷を乾かさない」ことが大切です。生きている細胞は乾燥すると死にます。傷が乾燥すると、一見治ったように見えてしまいますが、実際に傷を乾かすことは、傷の治りを遅らせることになるのです。
傷を乾かす治療法では、1.傷を化膿しないように消毒する 2.傷がジクジクするので、ガーゼを当てる、というものでした。しかし、その治療法は、傷を治すどころか、消毒もガーゼも傷にとっては有害なものでしかありません。傷の治る仕組みを見ていくと、消毒やガーゼがなぜ害になるのかよくわかります。
このように記事を読んでみると潤す事がキズの修復に良い理由が、すごく納得できました。
生理食塩水を入れた吸入器を使う対策法
上記の病院の記事ではキズを早く回復するには、湿潤療法が良いことが書かれてあったので、鼻のキズに応用してみる事にしました。個人的にやって見る上で、一番使って良かったのが意外にも吸入器だったのです。
この吸入器は生理食塩水が使えるタイプの吸入器になります。普通、ケガをした時には水を使って傷口を洗い流しますが、鼻に水が入った経験のある方は理解していただけるように、痛みが生じます。
ですので体液の濃度と同じ生理食塩水を利用できる吸入器を使用することで鼻は痛みを感じずに潤す事ができると思ったのです。
吸入器の紹介動画
こちらの動画のように、この吸入器は超音波振動による細かい霧が出てきます。温度は43℃。5ミクロンの霧で、やさしく温めながら鼻の中を潤してくれるんです。これが結構、気持ち良くてハマります。
吸入器の使い方は
吸入器の使い方は、いたって簡単です。写真を参考にされてみてください。
まず吸入器のタンクに水を入れます。そして写真のように付属のスプーンに、すりきり1杯の食塩をいれるだけ。
これだけで生理食塩水が作れます。
あとはこのように電源(スイッチ)を入れるだけ。
しばらくすると、超音波振動によるミストが発生します。この霧は43度、5マイクロメートルのミストで、あとはこれを、喉と鼻に当てて吸うだけ。
すると次第に、鼻が暖かく潤ってきます。こんな経験がありませんか?
温かいお風呂に使っていると鼻の通りが良くなったり、鼻水がでた後とてもスッキリしたという経験です。
それと同じようなことがこの吸入器の使用で体感できます。
吸入器を使った湿潤療法で鼻の切れが改善してきた。
吸入器を利用したことで、繰り返す鼻の中が切れる症状が、早く治りました。
やはり生理食塩水による『湿潤療法』は、良かったのだと個人的には思っています。
ココからは一部引用文になりますが
19世紀以来、「傷は消毒した後、ガーゼで覆って早く乾わかす方がよい」とされてきました。しかし今、この治療法は間違いであることが分かってきました。
消毒薬は細菌を取り除く以上に、傷口の再生に必要な生きた細胞まで傷つけます。傷口からしみ出してくるジクジクした液には傷を治す成分が含まれていますが、ガーゼに吸い込ませ続けると、乾燥して細胞分裂が止まってしまい、傷が治りません。また、できたカサブタはガーゼにくっついて、ガーゼを換える時に治りかけの皮膚も一緒にはがしてしまいます。
「消毒と乾燥は、百害あって一利なし」ということになります。
これに対して「湿潤療法」は、まず傷口を生理食塩水や水道水で洗い、異物を除きます。続いて、傷口の潤いを保てる素材でできたシートやパッドで覆って乾燥を防ぐという治療法です。軽いけがならば、数日間できれいに治ってしまいます。
傷が治る過程で、傷ロがジクジクすることがありますが、膿んでいることは少なく、体が傷を治そうと一生懸命働いている証拠です。カサブタもできず、皮膚がつるっとした感じになり、痛みが少なく、早く治り、傷跡も目立ちません。
これに書かれているように多分、今でもキズは乾かした方がジュクジュクしなくて治りが早いと思っている方が大半だと思われます。しかし実際は潤わした方がキズの治りが早いことがココに書かれています。
昔、キ◯ドライという商品があって、ジュクジュクのキズを乾かして保護みたいな事が言われてましたが実は、あまり良くなかったという事でしょうね、、
たしかに病院では、乾かす治療を、された事なかったです。それと話が繋がりますね。
朝夜の1日2回のお家ケア
吸入器を鼻の乾燥だけにと思うと、ちょっともったいないかもしれませんが、ずっと鼻の中が切れてて痛い思いをするよりマシだなとおもいます。
今では毎日、朝と夜に吸入器を鼻にあてて、ケアをしています。おかげで鼻の乾燥はすっかりなおり、内部の鼻の裂けキズも治っております。冬は寒いので、この吸入器は温かい霧がでるので、その点もオススメです。
最後に、この吸入器を使っているなかで、気づいた事があります。それは次回お話したいと思います。