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広寿山福聚寺とは
広寿山福聚寺は北九州市小倉北区足立の自然豊かな場所にある黄檗宗(おうばくしゅう)という宗派の古刹です。秋には紅葉を見に観光客で溢れます。
大晦日には除夜の鐘も
広寿山福聚寺では年末大晦日には除夜の鐘もなります。そもそも除夜の鐘って皆さんどういった意味があるかご存知ですか?除夜の鐘というのは、仏教の中で人には百八つの煩悩(ぼんのう)があると言われ、その煩悩を祓(はら)うために、除夜の鐘は108回鳴らすとされています。
煩悩とは、人の心を惑わせたり、悩ませ苦しめたりする心のはたらきのことを言い、仏教の考え方からきています。
御本尊:薬師瑠璃光如来
広寿山福聚寺の御本尊は「薬師瑠璃光如来」です。薬師瑠璃光如来は、お薬師様、いわゆる病気を治してくださる仏様です。普段は本堂の扉はずっと閉まっており中の仏像が見えません。
しかし正月となると明かりが灯されていたので、中が見ることが出来ました。しかし本堂の扉はしまったままなのです。他者のブログを見る限り、賽銭泥棒が多かったらしく、そのために扉を閉めているようです。
普段は真っ暗なので見えませんが、立派な薬師瑠璃光如来さまです。
広寿山福聚寺
こちらが福聚寺の全体画像。古刹ならではの雰囲気と中国っぽさがあるお寺です。
また、横に行くと魚の形をしたものをぶら下げておりました。開梛(かんぱん)木魚の原型とも言われています。いわゆる中華風木魚ですね。
福聚寺まだまだ謎が多いですが、お寺の方とお話する機会がありましたら、またブログで紹介しようと思います。